基礎看護とは

 基礎看護とは、看護師を目指す上で一番最初に培う学科です。その内容は、看護という活動が人にとって健康を保つ事や良くする事、または病気を予防し、苦痛の緩和や回復を目指す実践になる事を理解し、それに適した実践が出来るように知識や技術、態度等を学ぶ事から始めます。

基礎看護を学ぶにあたり大切なのは、“看護師としてどうやって患者に接するか”という事。だって、看護師の基盤を学ぶのですから。
何かしらの病を抱える患者にとって、看護師とは心身ともに支えてくれる存在。ですから、この看護師をする上での基盤となる基礎看護を学ぶ時点で、必要な知識や技術とともに患者への心遣いも学ぶ必要があるのです。

では、この心遣いとは一体何でしょう?
とある専門家によれば、いい看護師や医師というのは、どれくらい患者に関わろうとしているかという事で決まるのだといいます。
よって看護師は優しい声掛けや目線だけでなく、どのくらい患者を見てくれているかが大事。最近では、残念ながら看護師や医師側にこういった配慮がない人が多いのだとか。
 患者が一番喜ぶケアとは、患部を「触れられる」事なのだとか。例えば皮膚科に通う患者の多くは、子供の頃からアトピー性皮膚炎などを患っているとそれだけで心が痛み、不安になるといいます。だって、それが原因で「汚い」「バイキン」といじめられる事だってあるのですから。
そんな時、看護師や医師が看護の際にふと触れてくれる。それだけで「この傷は触っても他人に害はない」「汚いモノじゃない」のだと認識し、とても安心するのだといいます。
特に、こういった皮膚炎のほとんどは食品や環境といったものの他に、過剰なストレスというものがとても反応して起きるもの。そんな心も肌も敏感な患者に対し、もしも看護師がバイキンを見るような目で見たらどうでしょう?きっとその患者は、もうこの病院には訪れません。
また、精神科や内科のように一見して見えない症状もあります。そんな時は患者の心を見るくらいの気持ちが必要です。
 患者が伝えたい言葉をしっかり聴き、受け止め解決する。その一連が出来ればあなたも一人前だといえるでしょう。

 だからこそ、この基礎看護で基本となるケアに関する知識、技術、態度を学ぶ必要があるのです。
まだあまり分からないという人は、まずは患者の目線に立って病院に訪れてみるのがいいかもしれません。何でもいいとこ取りが最良の策だといわれていますから。

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